長野市文化財データベースより　出典

犬は古代中国において祓いや清めの力を持つ特別な存在だった様です。つまり、祈りの言葉を入れた箱を並べて、真ん中に犬を描いた『器』と言う漢字は、

清められた神聖なうつわを意味する様になったとの事です。

そして私たち日本人にとりまして、かつて道具類は皆『神様』が使用するために作られる大切な物、でありました。ここで言う神とは山川草木すべてのものに神々が宿っていると言う考えです。

相手が人であるならばともかく、神様達がお使いになられるのであれば、いい加減に物を作る訳にはまいりませんよね～。これが日本人がかつて、道具類や生活必需品をとても大切に扱い、また、作られて来たと言う事の所以なのであります。

だから、わたくしのブランドは神々に捧げるつもりで作らせていただきました道具類と言う意味を込めまして、『神器』と呼ばせていただく事に致しました。

これが神器と言う名前にまつわる由来でございます。